1月23日(日)

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 今日こそ早く寝ようと思ったが、一向に眠くなる気配がない。まあ、自然に任せよう。
 午前中は、遠くへ引っ越しても通ってくれているひなのちゃんと、チカちゃん。
 少しもレッスンらしいことはしていないのだけれど、チカちゃんは驚くべき曲数を弾いてくる。私が「ピアノはお家で好きなだけ弾いておいで」と言ったことを実行しているとしか思えない。
 才能のある人間が、その持てる才能を生かしているかというと、そんなことは稀ではないだろうか。才能を使い切るには「志と覚悟」が欠かせない。
 それを育てるのがレスナーの務めだ。
 夕方からはナナちゃんと志賀直哉の「小僧の神様」を読んだ。長文読解が苦手だという。高校受験までまだ1年以上ある。このまま続ければ国語が一番得意になることだろう。
 もちろん、ピアノは家で勝手に弾いてくるようにと指示しただけ。基礎をきっちりと仕込んであるから、それで何とかならなるはず。いまモーツァルトだからショパンは近い。
 
 下は大野更紗さんがツイートしていた記事。

「20代社員の不可解な死」を考える。

 皆さんは、これを読んでどのように思われるだろうか。
 過労死などで死んではならないのは当然だ。もし、上司に休日でもなんでも呼び出されるなら、逆に深夜に上司にバンバン連絡をとって指示を仰げばよい。もし、膨大なノルマを課すのならば、新人の自分には、スキルが足りないので、手順が分からなければ達成不可能であることを訴える。「いま何時だと思っているんだ」と怒鳴られたら「仕事をせざるを得ない以上勤務時間だから問題はない」と答え、「逆に、いまどのような状況だと認識しているのか、あなたは仕事を本当にやる気があるのか」と問い返せばよい。眠らせてもらえないほどのノルマを課されたら、起きている間中、少なくとも1時間おきに連絡をとって進捗状況を伝え、詳細な作業手順を聞きだす。電話を切られたら血相を変えて上司の家に乗り込む。「あなたは仕事を何だとおもっているのか。ふざけるんじゃない。部下にノルマを課す以上、その責任は上司にあり、上司が投げ出した仕事は部下もやらなくてよいということだ」と主張する。上司が怒鳴るようなことがあれば、ICレコーダに録音をとって労働基準監督署に報告する。
 人に仕えることも、人を使うことも真っ平だ。そもそも上司は偉くない。部下を見下した態度をとった段階で、相手の愚かさを分からせてやるべきだろう。ただし喧嘩を売ってはならない。しかし、売られた喧嘩にも乗らない。上司の人間性を浮き彫りにするような言動すべてを記録して、本人に見せればよい。そのためには、自分自身が優れた人間になる必要がある。まさに一石二鳥。
 
 そういえば、カミさんが熱を出して寝込んだ。明日は仕事を休ませなければ。モリアキ翁とカミさんは時間をずらして別メニューの食事を用意しなけえばならないかも知れない。明日は早起きしなければ。というか、あと2時間もすれば朝だから、このまま楽譜を書いて朝を待つことにしよう。1日くらい眠らなくとも死なないものだ。
 長男の風は昨日今日と2連続夜勤(6時間の仮眠付きの24時間勤務が2日続く)だ。彼はきまじめで遵法精神旺盛な過労死するタイプなので少々心配だ。
 では、作業に戻る。