3月4日(金)きつね記念日

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 一日遅れの日記。
 昨夜は日記を更新するつもりで深夜にPC前に座ったのだが、その少し前にアップロードした「ウラノメトリアこども2α」に収録予定の追加練習曲Appendix3(2011-03-04-3版)の改訂部分のアイディアが浮かんでしまって、その作業をしていたら日記のことなどすっかり忘れて寝てしまった。
 今日(3月5日)のたぶん夜にAppendix3(2011-03-05-4版)あるいは5版に差し替えるので、旧版との差に興味がある方は早めにお聴きいただきたい。

Appendix3(2011-03-04-3版)

 曲は1970年代に青春時代を過ごしたことが分かってしまうような、当時のロックシーンを彷彿とさせるテンポとコード進行によっている。しかし、1ページに収まる連弾曲なのであっという間に終わってしまって、当時の雰囲気を思い出した人にとっては物足りないに違いない。4版ではコーダ部分がすっかり変わっている。

 森田ピアノ工房から「ベヒシュタイン(1924年製)の修復が終わりました」というメールをいただいた。
 ピアノの低音弦は巻き線なのだけれど、いつも仕事を依頼しているフランスの方に連絡をとったところ、すでにフランスには巻き線の専門工場がなくなっており、ドイツに注文を出したとのこと。それでも届いたのは森田さんのメガネにかなうものではなかったということで、技術の継承が行われていないことを残念がられていた。とにかく、巻き線4本以外は全てオリジナルということなので、ウラノメトリアこども2αを仕上げたら京都の工房を訪ねなければ。
 いずれは、10DK+DK+3sという無駄に広い作曲工房に夫婦2人きりという、どう考えても住みにくい時代がやってくるので、レッスン室と仕事部屋を別に持つことも可能になる。もうひとつのピアノ部屋には、森田さんの手によるヴィンテージ・アップライトが1台欲しいものだ。お金はないけれど、森田さんは以前「ある時に払ってくれればいいから」とまで言ってくださった。
 まずは、“たろ”が大学に合格することが先決だ。
 この25年間、我が家の最大の支出は常に子どもたちの養育・教育費だった。これからは貯金もできるかも知れない。