5月14日(土)

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 浜岡原発では昨日の4号炉に続いて、今日5号炉も停止作業が行われた。防潮堤の建設が終わる2〜3年後には運転再開の予定だが、実際には難しいのではないだろうか。この2〜3年の間に、おそらく再生可能エネルギーの比率が高まって、原子力のレトロさが人々に浸透する可能性も低くはないと思う。
 不安定と言われる再生可能エネルギーのなかでも、地熱発電はエネルギーの安定さでは、原油価格が変動する火力を凌ぐ。そもそも、日本の地熱資源の大部分が国立公園内にあり、国が認可すれば土地の取得の問題も少ない。地熱発電プラントの世界シェア第1位は日本なのだ。ピーク時電力をサポートする太陽光発電も量産効果によって、海外では発電単価が下がってきている。さらに、太陽追尾型の太陽電池は、発電効率の高い高価なものよりも発電量が多くなる。フロート型の洋上風力発電の開発も進んでおり、実験では陸上よりも風が安定しており、発電量も多い。これらの発電方式では燃料代がかからないので、イニシャルコスト(初期投資額)が高くとも、運転を続けるうちに発電単価がどんどん下がる。

 今日は「フルート、ファゴット、ピアノのためのトリオ」の大部分を書き上げた。実に快調だ。原曲は「ピアノのためのソナチネ第4番」。まるで、最初から室内楽として書かれた曲であったかのように、ぴたりとスコアリングできた。
 初演が楽しみ。

 
 原発事故ですっかり有名になった小出裕章先生の最新動画。8パートに分かれています。

原発「安全神話」溶融