5月20日(金)
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テレビのニュースでは、原発事故は終息に向かっているような印象を受ける。しかし、報道されている事柄をよく考えてみると、のっぴきならない事態に向かっているように思えてくる。
核燃料が入ったまま格納容器が破損してしまった商業用原子炉を修理したという歴史的な事実は、いまだない。
スリーマイル島事故の時は格納容器は無事だったし、チェルノブイリ事故では、そもそも格納容器がなく、圧力容器も破壊されたために石棺処理が可能となった。福島ではそれもできない。
つまり、福島原発事故を終息させるためには、誰も経験したことがないようなイノベーションが必要になる可能性が高いということではないだろうか。
・IPPNW「チェルノブイリ健康被害」新報告と、首相官邸資料「チェルノブイリ事故との比較」との驚くべき相違
ちなみに、放射能が理由で東京から地方に避難した場合でも、東電に費用請求できるということなので、子どもたちの健康が心配ならばためらわずに避難させるべき。
東電コールセンター 0120-926-404
ガンダーセン博士の最新動画。福島4号機が強い余震で傾斜崩壊する可能性を指摘。
・福島4号地震で傾斜崩壊危機