5月27日(金)関東地方梅雨入り

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 昨日の近畿・東海地方に続いて、今日、関東地方も早い梅雨入りとなった。中心気圧920hPaの “猛烈な” 台風第2号(ソングダ)も沖縄に接近している。

 と、2行目を書き終えたところで急にインスピレーションがやってきて「フルート・ファゴット・ピアノのためのトリオ」第1楽章を脱稿してしまった(この間、1時間以上の時間的空白)。どうしても気に入らない(楽譜が間違っている)ところがあったのだけれど、聴こえてしまったので簡単に解決してしまった。問題は分からない期間が1ヵ月以上もあったことだろう。「毎日モーツァルト」モードとは行かない。
 このトリオは、ピアノのための「野村茎一ソナチネアルバム」第4番の第2・第3楽章を編曲したもの。ソナチネ第4番の経緯がいろいろとあるので忘れないうちに書いておく。
 ソナチネ第4番は1980年代のスケッチを基に、1995年頃に第1、第3楽章だけを書き上げた、完成すれば3楽章からなる未完のソナチネだった。
 ソナチネ4番第3楽章は、1999年暮れに「ヴェルレーヌの詩による6つの小品」の委嘱を受けた際、その第6曲 “木馬” に使ってしまったので喪失。あまりにイメージがぴったりだったからだ。
 そのようなわけで第1楽章だけが孤立してしまい、残された第1楽章が暗い曲なのでいっそのこと破棄してしまおうかと思っていたところ、すでにファンが存在していることがわかり、破棄するわけにもいかなくなって宙ぶらりんな状態に。そして2009年に、坂本景子さん(たぶんトリオの初演者となる)から最後の駄目押しがあって、ついに第2第3楽章を書いてしまった、という曲。
 第2楽章は、そもそも存在していなかったので、第1楽章展開部の始まりをモチーフに新たに書いたもの。これは純粋に2009年の作品。第3楽章は、アイディアばかり書き散らした膨大(と言っても4000枚くらいだけれど)な五線紙の山から選びだした、わずか2小節の動機(1980年代のスケッチ)を基に書いた曲なので「発想は1980年代、作曲は2009年」というプロフィール。
 この土日にはトリオの第2楽章を脱稿したいものだ。


>「ルポルタージュ研究所」というジャーナル系サイトにある「緊急提言」は、ぜひ政府関係者の目にとまってほしいところ。

緊急提言


津波災害に対抗する新製品「伊勢の箱舟」。近所に高台のない沿岸部の人には必要なものかも知れない。

・津波が来ても大丈夫! 「ノアの方舟」ならぬ「伊勢の方舟」ができました