7月22日(金)
175243
ブログにアントニオ・デ・カベソンについて書いたところ、今日は良子先生がカベソンとスヴェーリンクの曲がいくつも載っている曲集(ピュイグ・ロジェ ピアノ教本/音友)を持ってきてくださった。早速買いに走らねば。
カベソンもスヴェーリンクもモード(旋法)がDurやmollへ遷移する時期の作曲家であり、しかも未来は、ほぼ彼らが考えたようになったという点で重要な作曲家だ。
娘の“たろ”は、春以来毎日数時間熱心にウェブ上の音楽を聴き続けているが、なんと今日はPFMというイタリアのプログレッシブロックバンドを聴いていた。彼女とはPFMについて話したことはないし、PFMそのものを知らないと言っていたので、自分で到達したのだろう。今日は2度びっくりだ。
「プログレってどういう音楽?」
それは答えにくいな。いいか、もしモーツァルトが現代に生きていたらパンクだったに違いない。リストはヘヴィメタル以前のハード系。そしてバッハとベートーヴェンはプログレだ。わからなくてもいいぞ。そのうち分かる。
というわけで(どういうわけだ?)、ついに数日来、音にならなかったインスピレーションが楽譜に固定された。書いてみるとなんということはないのに、こんな単純なアイディアが視覚化できなかったのかと思うと忸怩たるものがある。近日中にウラノメトリアブログで公開できるかも。
>動画で見る炉心溶融
信じられないことだが、福島原発事故のずっと前に炉心溶融のシミュレーション動画が作られていた。それも独立行政法人・原子力安全基盤機構がGEのマークIを想定して制作したものだ。ぜひ、ご覧いただきたい。その予測の正確さたるや、事故後に作られたのではないかと勘ぐりたくなるほどだ。
・独立行政法人・原子力安全基盤機構 炉心溶融のシミュレーション動画