9月4日(日)

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 昨夜はモリアキ翁が深夜、早朝と大きな物音を立てたため(トイレに行く時にふすまにバタバタとぶつかりながら歩いたり、灯りの漏れる場所にあるドアを開けっ放しにしたり、それを大きな音で閉めたり・・・)、ついに一睡もしないうちに朝が来てしまった。それらの騒音は毎度のことなのであまり動じないつもりだったのだが、昨夜は音を立てるタイミングがあまりに絶妙で、眠れそうになるとそれにぴったりと合わせたかのように大きな音がしたのだった。高齢者の世話をするというのは、このくらいのことは織り込み済みでなければ務まらない。
 とは、言うものの今日は眠くてぼんやりと過ごしてしまった。
 モリアキ翁は老人性難聴なので、自分が大きな音を立てているという意識はないと思う。それどころか、92歳で介護なしで一人でトイレに行けるだけで家族は楽だ。トイレのたびに一緒に起きて介護をしている人たちがたくさんいることを考えれば、モリアキ翁は“はなまる”だ。
 今日は、明日のレッスンの準備(バッハ)と、レッスンに通っている中3の子たちのための受験対策長文の準備(実際には受験に特化しているものではなく、楽譜にも通じる読解力を意識させるためのもの)。
 
 台風12号の被害は近年になく大きく、現時点で死者22人、行方不明者55人となっている。記録を調べてみると、昭和20年代から30年代にかけて大きな被害をもたらす台風が数多く日本を襲っている。それは堤防の不備や家屋の強度の問題だけではないのかも知れない。台風50年周期説というものもあり、強い台風は周期的に発生するという説。当たっているかも知れない。海面温度の上昇も加わって、台風は凶暴化している可能性もある。


>デジタル台風というサイトから過去の台風被害についてまとめたページ。

デジタル台風:過去の台風災害・被害