3月14日(土)ラフィネ・ピアノリサイタル

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 午後から東京文化会館まで大導寺錬太郎さんが出演するラフィネ・ピアノリサイタルへ行ってきた。演奏に関しては定期便に記したのでそちらをご覧いただきたい。
 気になったのは、コンサート予告のチラシが非常に少なくなっていることだった。文化会館に入ってすぐ目に付くところにある、各種パンフレットを「ご自由にお持ちください」というコーナーでは、ケースの空きが目立った(空きのほうが多い)。コンサートを開いても集客が難しくなってきているのだろう。ラフィネ・ピアノリサイタルも大ホールの1階席のみ使用だったが、客席は7割方埋まったように見えていたが、きっちり詰めれば5割を超えたか超えないかという程度だろう。演奏者のプロフィールは文句なしという人たちばかりだった。山口昌子さんはブルガリアルーセル国際ピアノコンクール室内楽特別賞受賞者であり、CDも出ている。ゴルトベルクを弾いた野々垣真理さんは、2003年ボストンのバッハ国際コンクールで「世界10名」に選出されている。
 世の中の経済不況が音楽界を直撃しているという印象だ。
 休憩時間に、偶然Roppy先生にお会いした。今日お会いした唯一の作曲工房関係者だった。